三日月の夜

昨日の帰り道、
日も暮れた頃に、夜空を見上げると、
三日月とふたつの星が仲良さそうに、
キラキラ光りながら、ならんでいました。
ある奥様が「今日が一番、月と金星と木星が近づく日なんやってっ」と
顔を輝かせながら、とてもうれしそうに話していました。
あんまりきれいだから、自転車に乗りながら、
くるっくるっと何度も振り返って見ました。
家の西の窓からも、見えました。
わさわさ茂る、お寺のシュロの木の向こうで、キラリ、キラリ。

（＊写真は、寒いある日の真如堂）

先月、つづらさんの和菓子教室へ行って来ました。
つづらさんは、マクロビオティックの和菓子を作られている女性です。
どのお菓子も、とてもやさしい味わいで、ほっこりします。
つづらさんの和菓子が大好きだったのと、
これから和菓子のことをしっかり勉強したいと思っていたので、
教室に参加しました。

教室では、
・あずきの炊き方　　　　・春菊饅頭（黒胡麻餡）
・白いんげんの煮かた　　・甘酒饅頭（あずき餡）
・南瓜の白玉汁粉
を教えていただきました。
つづらさんは、粉や小豆など素材のことをよく知り、とても仲良しで、
小豆を炊くときの火加減を伝えるときなども、
「ほら、小豆がうれしそうに踊っているでしょ」とか
酵母と粉を合わせたら、
「酵母ちゃんと粉ちゃんがしばらく相談します」と、
とても愉快なことを、いつもおっしゃっていました。
私も、いつもこんな風に、素材と向き合って、お菓子作りをしたいなと思いました。
出来上がった和菓子、どれもとてもとても美味しかったです。
一番好きだったのは、春菊饅頭。
ふっくらおいしい小豆を炊いて、今度作ってみよう。
寒い季節、土鍋でコトコト炊きものが似合います。
アラジンのストーブがほしいな。