お伊勢参り その一

お盆休み。
万葉のころからお伊勢さんの”湯ごりの湯”と愛されてきた、
榊原温泉で身を清め、
次の日、お伊勢さんへ。


台風が心配だったけど、夏の太陽カンカン。いい天気。
自転車を借りて、宿へ荷物を置きに行く。
気のいい、笑顔のすてきな宿の女将さん。
そばに、私にとてもご縁のある神社があってびっくり。
伊勢神宮、外宮へ。
少し道に迷って、大きな森のあるところに近づいていくと、
すごいエネルギー。
きっと、ここだ。ここに違いない。
森の外に沿って行くと、外宮の入り口にたどりついた。

大きい大きい立派な木がたくさん。
ゆらゆら木漏れ日。
キラキラ光るきれいな小川。
神さまのいらっしゃるところへお祈りに。

ゆっくりゆっくり、お参りした。
強すぎる太陽に負けてクタクタになっていたけれど、
いっぱい元気を分けてもらった。
ゆるんであくびもいっぱいでた。


蔵の町、川崎へ。

蔵の喫茶店に入る。
またまた、すてきな笑顔のやさしいママさん。
シフォンケーキ、チーズトースト、ミルクティー、カフェオレを注文。
お客さんは、みんな常連さんばかり。
新聞読むダンディーおじさん、上品な着物の女性、バイトの女性の仲良し同級生の男性ふたり。
こんな居心地のいいお店、京都にもあったらいいのになと思う。
きっとあるだろうな。まだ出会っていないだけかもしれない。

二つ目のおやつ、二軒茶屋餅。
中はこしあん、きな粉のまぶした餅。
素朴でおいしいお菓子。

菜食料理のお店で夕食。
自転車で、小さい坂をふたつ越えて、むかしむかしの宿へ。